5人姉妹
ひさしぶりの吉祥寺でお芝居を観ました。
ミクニヤナイハラプロジェクト vol.4
『五人姉妹』本公演 @吉祥寺シアター
■作・演出・振付:矢内原美邦
■音楽:中原昌也
■衣装:スズキタカユキ
■出演:稲毛礼子/笠木 泉/高山玲子/三坂知絵子/光瀬指絵/山本圭祐
■日時 2009年6月
25日(木) 19:30開演
26日(金) 19:30開演
27日(土) 14:00開演/19:00開演
28日(日) 14:00開演
振付家・矢内原さん主催のニブロールとは違う矢内原さんが演劇を演出するためのミクニヤナイハラプロジェクトの公演を観た。
初めて観るこのプロジェクトはほかの演劇と芝居のスタイルがまったく違う。
セリフがマシンガンのような早い速度で繰り出される。
時折り、モダンダンスの振付をしながらセリフを言ったり、正方形の白い小屋が5個ぐらいあるのですが、それを役者さんが動かしならセリフを言ったりとたいへんそうだった。
アフタートークで司会の白水社の和久田さんが役者に負担がかかっているとおっしゃっていたが、まさにそのとおりでした。
物語があるわけでなく、作者の矢内原さんももっと意味を構築したほうがいいのかもしれないとおっしゃっていた。
アフタートークに出演されていた宮沢章夫さんも物語は台本を読めばいい。お客さんの受け取り方にまかせればいいのではないかとおっしゃっていた。
矢内原さんはニューヨークでチェーホフの三人姉妹を見てインスパイアを受けたとおっしゃっていた。
矢内原さんは白と黒のイメージで衣装のスズキタカユキさんに頼んだとおっしゃっていて、物語の前半は白い衣装で物語が終わりに近くなると黒くなっていた。その衣装が素敵でした。まず始めに衣装のイメージがあったそうです。
中原昌也さんのノイズ系の音楽がほんの数分だけ使われていた。
素敵な服を作るスズキタカユキさんのサイト
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