愛しあう事しかできない

憲法は国家が暴走するのに歯止めをかける装置

憲法の本読むのがマイブームです。

伊藤真さんの「高校生からわかる日本国憲法の論点」によると、改憲されると世の中がどうなるか「社会は力の強い者だけが生き残るような場所になっていく。「強い力を持っていないと何もできない」という風潮が蔓延すれば、女性、子ども、外国人、障害者など、弱い立場に追い込まれやすい人たちが、住みにくい社会になっていくでしょう。しかし、弱者やマイノリティが安心して生活できない社会は成熟した文明国家ではありません」とありました。人間はいま強くても病気になったり歳とったりして弱い立場になっていく。

弱い立場の方が住みやすい世界がほんとうに住みやすい世界なのではないか。

また、他人との違いが認められなくなることになるそうで、服装やヘアスタイルも含めて、ライフスタイルが一定の枠にはめられてしまうかもしれないそうです。いやでしょう、そんな社会。

また伊藤さんの本には「軍事至上主義によるテロ対策を講じるより、その原因となっている貧困をなくすことが先決でしょう」とありました。これはよくわかります。12月のホワイトバンドフェスに参加したときに富める国と富のない国では経済格差がありすぎると思った。

参考文献 池澤夏樹憲法なんて知らないよ」