愛だろ愛!ノット亜依ちゃんについて

Hくんの会社が起こした世間を揺るがした事件について書いてらっしゃる方が多いですね。私は株にぜんぜん興味ないのでどうでもいいわけですが。

思ったところを書きたいなと。

ダライ・ラマ、生命と経済を語る」という本があるのですが、その中に「ビジネスの倫理とブッダの倫理」という章があり、「経済界で働く人たちは自分たちの判断によって生じうるよい結果、あるいは悪い結果について、もっと敏感に意識するべきである、ということです。ゲームの法則を理解しなければいけません。つまり、よくない状況をつくりだせば、結局自分自身も苦しむことになるのです。たとえば、私は自分自身を大切にしたいと思いますし、苦しみたくはありません。だから、一生懸命努力するわけですが、すると、自分を幸せにしようとするあまり自己中心的になってしまう。その結果、結局のところ、私は自分の苦の種をまいていることになってしまうのです。しかし反対に利他的な視点をもって働くことができれば、責任感増し、視野も広がっていきます。これは重要なことです。中略。私の結論はこうです。本当に最大限の幸せを手に入れようと思うのなら、慈悲心を持たなくてはなりません。いかなる慈悲心も持たず、ただひたすら自分のことをことだけを考えながら生きている人を想像してみてください。結局は、苦しか得られないでしょう。私たちは、他者を思えば思うほど、ますます幸せになっていくのです。これですよ、私たちが進むべき方向は」とあります。

やっぱHくんはやりすぎというかトゥー・マッチな感じがあったような。もう少し利他心があればなんとかなったかもしれませんね。

利他心
1) 自分を犠牲にしても他人の利益を図ること。
(2)〔仏〕 自己の善行の功徳によって他者を救済すること。

【慈悲】
(1)〔仏〕 仏・菩薩の衆生(しゆじよう)をあわれむ心。楽を与える慈と苦を除く悲とをいう。
(2)いつくしみ、あわれむ心。また、情け深いこと。
「―の心」「―を乞う」「―を垂れる」「お―でございますからお見逃し下さい」


彼にふりかかったことをわが身に置き換えて反省したいと思います。


ダライ・ラマ、生命と経済を語る