ストロベリーショートケイクス - こどものころにみた空は

魚喃キリコさんの原作の素敵な映画を観ました。

恋の訪づれを待つフリーターの里子（池脇千鶴）、一途に一人の男を思い続ける人気ﾃﾞﾙﾍﾘ嬢の秋代（中村優子）、結婚願望の強いOLのちひろ（中越典子）、過食症のイラストレーター塔子（岩瀬塔子）。性格も職業もそれぞれ異なる4人の女性が、それぞれの幸せを求めて自分との小さな闘いを積み重ね自らを肯定して生きていくまでの模様描かれています。パンフより。

「ｼﾞｮｾﾞと虎と魚たち」の演技がよかった池脇さんはまっすぐな性格の役です。

彼女はべスパに乗っていた。

愛用のタバコHOPEが売り切れだったとき、たまたま石が視界に入り、希望の石となづけます。

「恋したいなあ‥誰かの女になりたいです。

スペシャルな人のスペシャルになりたいです」と。

里子は部屋の石に向かって願うのでした。

ちひろ役の（中越典子）はフツーのOLですが、違う部署のサラリーマンに告られてつきあうよになるのですが。

彼女側は結婚願望があるものの、だんだん彼氏のテンションが下がって来てえっちするだけの間柄に。

自分の誕生日にも仕事で忙しいって断られて。

やけくそになって友達呼び出してｴｯﾁしてた（笑）

やられてるだけじゃんよもっと自分を大切にしなよと突っ込みたくなりました。。

人気ﾃﾞﾙﾍﾘ嬢の秋代（中村優子）は長年の友達役の安藤くんとはずみでえっちしたら、安藤くんすきなキモチに目覚めて好きでもないﾃﾞﾙﾍﾘの客とえっちできなくなってしまった。

最後は観覧車の見える浜辺のシーンが心地よい。

それぞれの希望を胸に秘めて低い空を見上げたのでした。

希望は売り切れですか？

映画の中のせりふより。