SOU。
■竹中直人の匙かげん2
オープニングとエンディングの曲がフィッシュマンズでした。
多少ネタばれあります。
「そう。」は異郷への憧れの芝居であった。
舞台セットは原色をつかったポップなものでした。
世界を旅する船の中でという設定でした。
坂本美雨さんの弾くオルガンと少年を主人公にしたポエトリーリーディングが浄化作用を与えていた。
青空を見上げる少年という一節が特に印象に残って。
井川遥さんはうそつきであるが母性的でもあるという役柄で。
高橋ひとみさんは戦国時代から生きているという役柄でハイテンションでセリフをまくしたてる。
金子さやかさんは竹中さんや田口浩正さんを誘惑するファム・ファタルというか小悪魔的な役どころ。
後藤果萌さんは天使の役でかわいかった。
他人というのは自分の意識の反映ということがよくわかったのでした。