Heartくすぐるあの夏の日

大塚愛さんのコンサートをまた東京国際フォーラムで観たわけですが。
前回のNHKホールと違って1階席の一番後ろでした。
それでもめっちゃ感動した。  
大塚愛さんのすごさを思い知らされた。というかいままで大塚愛さんのすごさをわかっていなかった。ソングライターとしても稀有な才能持っているなと思ったのでした。

前半はLove pieceから私の好きな「 Mackerel’s canned Food」「Heart」そしてアコースティックギターアコーディオンの素敵な「星のタンゴ」とミディアムテンポの曲を書かせたら天才だなと思ったのでした。これらの曲の流れは完璧でした。

中盤はしっとりとした曲のコーナーでピアノの弾き語りとオーケストラの演奏で「桃ノ花ビラ」を歌ったあとに環境についてのお話をした。

■大量消費と地球環境

今日コンサート会場に来るまでに車で来たら、前を走っていた車が窓からごみを捨てたのを愛ちゃんは見たそうです。

ただでさえ汚い東京をさらに汚してどうする。こんど会ったときおぼえてろよって思ったそうです。

そういう人は自分の大事な人が死んでから環境の大切さに気づくのかなって。

何の考えもなく消費して、環境を汚していくのかなって。


私のできることは小さいことなので、みんなの協力が必要だよって愛ちゃん。

僕らにできることもちっちゃいことだけど。たとえば、電気製品のコードをコンセントから抜くとか部屋の電気もこまめに消すとか。そういうちっちゃいことでもみんなですれば地球温暖化に歯止めをかけられるのかなって。グローバル化した世界では利己的な幸せの追求だけでは生きていけない。

そう思っていたら星の綺麗さを歌った「プラネタリウム」でグワーって目頭が熱くなって、それに追い討ちをかけるように「クムイウタ」でまた感動して。さらに「恋愛写真」で胸がいっぱいになりました。泣いた。

後半は「フレンジャー」や「ポンポン」でテンションあげたあと「Chu-lip」でみんなで踊って楽しかった。

■富山で古着屋さん巡り

先日のライブは鼻声でしたが、今日は風邪が治ったそうでMCも快調でずーっと話してました。

富山にライブ行ったとき、雪深くてすべらないように気をつけながらも、古着屋さん巡りしたそうです。

今後できたらお金に余裕ができたら、会場一日借り切って朝まで話していたいそうです(笑)

ほんとに実現できたら朝までつきあうよ。

■何気ない日常の幸せ

最後の最後の「ポケット」を歌う前の話で、愛ちゃんは何気ない日常に幸せを感じるそうです。飼ってるうさぎが寝てるときに起こさないようにテレビのリモコンをそーっと取るときにうさぎの耳がこっちを向いてて、そこに幸せを感じるそうです。

愛ちゃん自身も至らないところや不安になることもあるそうですが、自分としっかり向き合って成長していきたいと語った。自分に向かって「がんばれよ」って歌うし、みんなにも「がんばれよ」って思いを込めてこれからも歌っていきますと愛ちゃん。


♪ふたりで歩いていこう ふたりでステキになろう♪「ポケット」

大塚愛ちゃんはとても心が豊かな人だと思いました。とても人間的なライブでした。

僕もこれからの人生で誰かを幸せにできたらいいなと思いました。

自分だけの幸せではなくてみんなの幸せを祈れる自分でありたいと思いました。