Cinderella

モーニング娘。×タカラヅカコラボレーションの「Cinderella」を観たのであった。

宝塚の方達は姿勢がすごくいい。

モーニング娘。の熱演もステキです。

メロン記念日の芝居もだいすきだけれども、

モーニング娘。の芝居はスケールが違ってメジャー性を感じたのであった。


終演後のミニライブがすごい。迫力があって鳥肌が立った。

宝塚の方達の歌もステキです。

今日は鳳蘭さんが観に来てらしたそうです。


しかしながら、「かば2」およびシンデレラは結婚=女性の幸せという前近代性を感じざるを得なかった。


「問題なのは、結婚の意味が王子とシンデレラではまるで違うということだ。王子にとって結婚とは愛する伴侶を得ることにすぎないが。だが、シンデレラにとっては結婚とは、愛する伴侶を得るというより、現状から抜け出して高い地位と富とを得ることだ」

中略。王子がシンデレラを選んだのは、その美しさと身のこなしの優雅さのためで、彼女の人柄や才能を認めてのことではない」

早い話が玉の輿というこです(笑)


「そこには結婚こそ、女の幸せ、人生の成功という男にとって都合のいい価値観に貫かれている」


以上「ディズニーとは何か」有馬哲夫著から引用


そう結婚とは家父長制と資本主義に基づいた男性に有利なシステムであるからだ。

「男性が自己の利益を守る「家父長制的戦略」は二つある。第一は、女性を賃労働から排除することであり、第二は女性の労働を男性の労働より低く位置づけ、女性をそこに封じこめておくことである」上野千鶴子


「愛をめぐる特殊なイデオロギーこそ、無償労働としての家事労働を正当化するために資本が作り出し、維持していくものだからである」ダラ・コスタ『愛の労働』


「人々は再生産をめぐる権利・義務関係に入り、たんなる個人ではなく、夫/妻、父/母、親/子、息子/娘になる。この役割は、規範と権威を性と世代とによって、不均等に配分した権力関係であり、フェミニストはこれを「家父長制 paratriarchy」と呼ぶ。上野千鶴子


まあ理屈こねましたが、来週もシンデレラ観ちゃうよ。

だってれいな、絵里ちゃん、光井ちゃん、さゆみ、小春、愛ちゃんとかみんな可愛いもん(笑)

さゆみが歌のときに黒髪ロングでおでこ出してたのが気になりました。