絶叫マシンに乗りまくれ!

■ジェットコースターの快感は悟りに近いとチベットの僧侶が言ったそう。

先週の「娘DOKYU」は田中れいなさんの絶叫マシンに乗りまくれ!の巻でしたね。

一個めはFUJIYAMAというマシンで高い山のようで長い。

「福岡のはこわくないけん」というれいな。

登るときはゆっくりだが、降下するにつれて速度を増すマシン。

「わーっ!」と絶叫しまくるれいな。

観てるこっちにも臨場感がある。

「やばい、酔った」「気持ちわる〜い、目がまわる〜!」

2個目はドドンパ。

発射する前からド・ド・ン・パって効果音のようなものが。
「やばいっすよね、やばいっすよね、これ、絶対やばいっすよね」テンパってるれいな。

従業員「メンバーも楽しんで乗ってますから」

れいな「メンバー関係ないから」

ドドンパってマシン発射した。

すごい速いドドンパ

超高速マシン。

れいな「やばい!なんじゃこりゃ!」

「もう、やばい、ほんとこわーい」

3個めはトンデミーナ。

「幼稚園の頃車酔いが激しくて遠足のバスでは一番前に座らせれられた」語るれいな。

トンデミーナはフライングパイレーツのような乗り物。


「やばい、酔った」

おとなしくなってしまうれいな。観てるこっちも酔いそう。臨場感ありすぎ!

ジェットコースターは悟りに近い快感だそうで、いっぱい悟ったかな、田中さん。

来週は小川麻琴さんがかぼちゃについて大いに語るだそうです。楽しみ。

■ジェットコースターは悟りに近いというのは、本で読んだことがあるので、出典を明らかにしようと近くの図書館に行った。中沢新一氏と山田詠美氏の対談集「ファンダメンタルなふたり」を読んでみた。思い当たる箇所はなかった。90年代初めに出版された本なのでいささか話題が古い。でも、面白い箇所があった。松田聖子アメリカ進出したことに関するところで、中沢氏曰く、「松田聖子は世界はアメリカだと思っている。しかしアメリカと日本の二つのローカルを行ったり来たりしてるだけ。世界は何ぞやという哲学的なことになってしまうが。岡本太郎はフランスに行っても、日本にいるときと同じ発言をしてた。それが世界だ」

■最近、雑誌のテレビCMで「世界はアメリカだけではない」というのがありますが、桜井哲夫氏の著書「アメリカはなぜ嫌われるのか」(ちくま新書)によると「近年語られるグローバリゼーションは、マクルハーン風のグローバル化というよりは、アメリカ的なビジネス風土が世界を席巻するという意味合いにも受け取れます」「アメリカ的な価値観の押付け」

■上記の本に日本文化の雑種性という項目があり、「様々な異質な文化的要素に満ちた日本のアニメやマンガは、今では決して日本に限定された文化ではなく、ひろく世界に拡大している文化と言ってもいいでしょう」「グローバリズムの本家アメリカでさえ、日本のアニメ・マンガ文化は、確実に大きな影響をふるいはじめています」とある。

  オタク文化にもっと誇りを持っていいですよね。

『資本論』も読む

『資本論』も読む

現在読んでるのが上記の私がすきな作家・宮沢章夫氏の本です。

題名からすると難しそうですが、ユーモアがあって読み始めると止まらない。

現在、宮沢氏は早稲田大学で講師もされているが、この本を書かれた頃は京都造形美術大学で講師をされてたので、この本に挿入されてる宮沢氏のウェッブ日記が京都を記述したものが多く、ライブ感がある。