エロカワ

後藤真希さんも目標にしてるMadonnaのライブを観たわけであるが。

芸能人って虚像を売って暮らしているわけで。


キリスト教圏のようなモラルの強い国で物議をかもすような行為も、話題作りが上手いというか。

偽悪的な部分も含めて、パブリックイメージの操作というか、Madonnaはセルフプロデュースに長けてるひとなんだろうなと。

でもってポップイコンとしての存在はいまや世界最大の人でしょう。

で、ライブ観た感想ですが。

すごい!!

エロカワってレベルは超越してた。



女神降臨っていう感じてした。

前半はバックダンサーと共に黒いコスチュームで。

こんなに芸術よりのフェティッシュなライブ見たことないよって感じで。

バックダンサーも男子が多く、イケメン揃いでした。

ロン毛な人も何人かいた。

黒人のダンサーは赤いモヒカンでかっこよかったです。

一流なんだろうけど、それぞれ個性的な人たちで、立ってるだけでかっこいいのに、ダンスが表現が深い動きするかからめちゃめちゃかっこいいー!!

ブレイクダンスの技もキメてて、ヘッドスピンも軽くクルクルって。

東京ドームの帰り道女性の会話が聴こえてきて「ブレイクダンス」だけど動きが軽くてみたことないって言ってた。

アメリカのダンサーの選りすぐられた人たちなんだね。

演出家もダンサー独自の動きを大事にしてるんだろうなと。

マドンナも銀の十字架の形した台につながれながら歌ったり、来てるーって!!

キリスト教の国のひとだなあって。

コンサート中盤でマドンナは黒いレザージャケットに身を包み、エレキを鳴らして「Ray of light」を歌ってロックスターになっていた。

それから白いスーツ「music」で東京ドームは巨大なディスコ
になった。

バックのバンドのメンバーも白い服に白い楽器でクールに決めてた。

ひとりのバンドマンのところにミッフィーのぬいぐるみが置いてあった。

バックダンサーの動きもグルービーで。
ていうかローラースケートで動いておまえら光GENJIかよって感じでした。

デビュー曲の「ラッキースター」もやったよ。この曲大切なんだね。

最後の最後は「ハングアップ」でみんなに

「Time goes so slowly」っていうフレーズを歌わしてた。

公演終わってスクリーンに「Have you confessed?」って映されてた。

今回のツアーはconfessionというタイトルがつけられてて日本語だと告白という意味です。

【告白】
(名)スル
(1)心の中に秘めていたことを、ありのままに打ち明けること。また、その言葉。
「愛を―する」
(2)キリスト教で、自己の信仰を公に言い表すこと。また、自己の罪を神に告げ、罪の赦(ゆる)しを求めること。

おそらくキリスト教的な意味合いだと思われるけどね。

教会で牧師さんに告白して贖罪を乞うという行為はなじみがないですね。

このライブ観たことは一生の宝物だね。

アメリカでもトップレベルに君臨するひとなんだなって。

マドンナは表現者としても一流でした。

商業的な公演でありながら、曲者揃いなダンサー達やバンドマンなどが超クールでかっこよかったです。

かっこいいっていうことは何かっていうことがよくわかってる演出家なんだなって思いました。

前半は芸術モードでモダンダンスを見てるようでした。

後半の白いスーツ(サタデーナイトフィーバーみたいな(笑)やローラースケートはポップだなと。

アメリカという国はいまだに戦争を行うようなダサい部分もありながらマッキントッシュコンピュータの超クールなデザインの国でもあるので侮れない。

マドンナ自身も金髪のかつらをかぶったりとの七変化でまさにポップでガーリーな存在でした。

http://d.hatena.ne.jp/mechiko/20060921